100人面接して分かった!未経験から経営企画・FP&Aに採用される人、されない人の決定的な差

こんにちは、がありっくです。
最近、私のチームでも新しい仲間を迎えるべく、採用面接に明け暮れる日々を送っています。これまでに累計100人以上の候補者の方とお会いしてきましたが、特に経営企画やFP&Aといった職種の「未経験者」の方と話していると、ある共通点が見えてきました。
「未経験からこの世界に飛び込みたい!」という熱意は素晴らしいのですが、実は面接官が見ているポイントは、意外と世間のイメージとは違うところにあったりします。
今回は、私が面接の場で感じている「可能性を感じる候補者」と「正直、厳しいなと感じてしまう候補者」の違いについて、少し深掘りしてお話ししようと思います。
その「志望動機」、実はプラスになっていないかも?
面接で一番多く聞く志望動機がこれです。
「これまでの経験を活かして、より経営に近いところで仕事がしたい」
実はこれ、面接官の立場からすると、残念ながら何のプラス評価にもなりません。
なぜなら、それは「あなたがやりたいこと」であって、「なぜ私たちがあなたを採用すべきか」の答えになっていないからです。私たちが本当に知りたいのは、もっと具体的なところなんですよね。
- なぜ、わざわざ「経営数値」や「戦略」を扱う仕事がしたいのか?
- これまでの経験を、具体的にどうFP&Aの業務にスライドできると考えているのか?
- 今の自分に足りない知識や経験は何で、それをどう補って会社に貢献したいのか?
ここを自分の言葉で語れないと、「経営に近い」というキラキラした言葉に憧れているだけに見えてしまうんです。
経理とFP&Aは「見ている方向」が正反対
特に経理を長く経験されてきた方は、少し注意が必要です。
扱う「実績数字」は同じでも、その数字に対するアプローチが全く違います。
- 経理の視点: 過去から現在。法律やルールに則って、正しく実績を計上すること。
- 経営企画・FP&Aの視点: 現在から未来。「なぜこの数字になったのか?」「このまま行くと将来どうなるか?」「改善するには何が必要か?」を考える将来志向。
経理のプロの方は「実績を正しく出すこと」をゴールにしがちですが、経営企画にとってはそこが「スタート地点」です。ここを理解しているかしていないかで、面接官視点では大きく印象がことなります。
正直に言うと、経営企画側も経理の皆さんがどれほど大変な仕訳や出納実務をこなしているか、100%理解できているわけではありません。
でも、「未来は実績の地続き」です。実績が正しくなければ、正確な予測なんて立てられません。だからこそ、私たちは経理の仕事を心から尊敬し、頼りにしています。
大事なのは、どちらが偉いかではなく、お互いの役割を理解して連携する意識があるか。 経理の立場から経営企画が何を見ているのかを想像できていない方に「経営に近いところで…」と言われても、「うーん、ちょっと違うかな」と違和感を覚えてしまうのが本音です。
事業への「愛」と「執着」はありますか?
もう一つ、もってのほかなのが、「自分の事業に対して解像度が低く、不満ばかり言う」ケースです。
経営企画の仕事は、会社を成長させることです。
仮にどんなに現状に不満があっても、その中に好きな部分を見出し、成長させることに責任と執着を持つ必要があります。
本当に事業を良くしたいと思っているなら、不満だけじゃなく、「ここは好きだからもっと伸ばしたい」という熱い想いが自然と溢れてくるはずなんですよね。
私が「この人と働きたい!」と思う人の特徴
一方で、未経験でも「ぜひ!」と思う候補者の方には、こんな特徴があります。
- 経験を「楽しそうに」言語化できる 自分のこれまでのキャリアをしっかり棚卸しできていて、泥臭い苦労話も楽しそうに語れること。
- 経営企画の「泥臭さ」を知っている 華やかな意思決定の裏側で、エクセルと格闘し、各部署との調整に奔走する。そんな実態を理解していること。
- 今の事業が、とにかく好き! 自分の会社のビジネスに興味がないと、まともな計画(フォーキャスト)なんて立てられません。
まとめ:本質的なマインドセットを磨くために
もし皆さんが本当に経営企画やFP&Aを目指したいのであれば、まずは「今、自分が携わっている事業」を徹底的に好きになることから始めてみてください。
とはいえ、「自分の経験がどう活かせるのか」「マインドセットをどう切り替えればいいのか」を一人で悩むのは限界がありますよね。
そんな時は、転職エージェントを「自分自身の棚卸し」の場として活用してみるのがおすすめです。
管理部門の専門性が高いエージェントであれば、プロの視点からあなたの経験を「経営企画の言葉」に変換する手助けをしてくれます。
単なる表面上の面接対策だけでは、運良く入社できたとしても、その後の期待値ギャップにあなた自身が苦しむことになります。エージェントとの対話を通じて、「なぜ自分はこの職種を志すのか」という本質的なマインドセットを整えてみてください。
その準備ができたとき、面接官である私たちの目には、あなたは「可能性に満ちた候補者」として映っているはずです!








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