【まとめ】PayPayをお得に使う基本テクニック

2021年12月28日

こんにちは。
「とにかく1円でも損をしたくない」がモットーのがありっくです。

PayPayを使うなら少しでもお得に使いたいですよね?
この記事では、ぜひチェックしておきたいPayPayをお得に使う基本のテクニックをご紹介します。
※ソフトバンクユーザーなら、さらにお得に使う裏技を別の記事で紹介しています。

PayPayアプリを使い始めていない方はこちらからダウンロードください。

PayPay-ペイペイ(キャッシュレスでスマートにお支払い)
 

 

お得情報に加えて…

某東証一部上場企業の経営企画部長である私なりに、なぜこんなお得が提供できているのかをこの枠で分析・解説していますので、ご興味があればコラム的に読んでもらえると嬉しいです。
今後もお得が続きそうなのか、ご想像いただくタネにしていただければ。

支払い方法は「PayPayカード」または「キャリア決済でチャージ」で決まり!

PayPayを利用する際、何も考えずに現金や銀行口座からチャージしていませんか?
その支払い方法を見直すだけで、PayPayがもっとお得に使えるって知っていましたか?

ソフトバンクやワイモバイルのスマホを使っているならキャリア決済で残高チャージ
 または
クレジットカードを登録して利用する場合はPayPayカードを登録
でPayPayを利用するが一番お得なんです!

還元率の高いクレジットカードを登録して利用する方法もおすすめですが、PayPayが主催する一部のキャンペーンに参加できない場合がある点はご注意ください。

PayPay残高にチャージして利用する場合と、クレジットカードを直接登録して利用する場合それぞれで還元額をまとめました。

A. PayPay残高にチャージして利用する場合

PayPay残高への
チャージ方法
①残高チャージ時②PayPay決済時③PayPay STEP注意事項など
コンビニATM(現金)-0.5%
(PayPayボーナス)
最大+1.0%
(PayPayボーナス)
 
銀行口座(口座振替)-0.5%
(PayPayボーナス)
最大+1.0%
(PayPayボーナス)
 
ヤフーカード・
PayPayカード
-0.5%
(PayPayボーナス)
最大+1.0%
(PayPayボーナス)
 
キャリア決済0〜2%
(クレカポイント)
0.5%
(PayPayボーナス)
最大+1.0%
(PayPayボーナス)
ソフトバンクと
ワイモバイルの
スマホユーザー限定
※キャリア決済として登録するクレジットカードなど支払手段により異なる

B. PayPayにクレジットカードを登録して利用する場合

PayPayに登録する
クレジットカード
①PayPay決済時
(クレカ還元)
②PayPay決済時
(PayPay還元)
③PayPay STEP注意事項など
PayPayカード1.0%
(PayPayボーナス)
0.5%
(PayPayボーナス)
最大+1.0%
(PayPayボーナス)
 
ヤフーカード-0.5%
(PayPayボーナス)
最大+1.0%
(PayPayボーナス)
 
他クレジットカード0〜2%
(クレカポイント)
0.5%
(PayPayボーナス)
-一部キャンペーンの
参加対象外
※PayPayに登録するクレジットカードにより異なる

なお、ヤフーカードをすでに持っている方はPayPayカードを作れなさそうです。
順次切り替えを予定しているそうなので、早く届いた人から特典が受けられるということのようですね。

経営企画目線でのあれやこれや

PayPayが開始した当初は、決済時の還元で3%の還元が受けられたことがありました。
しかしその後2019年10月からは1.5%に半減、さらに2020年4月からは0.5%還元と改悪を続けてきています。
大規模な高還元キャンペーンなどの上手なマーケティングによりスマホ決済という新しい市場を作り上げ、その市場でユーザー数・決済回数ともにNo.1の地位を築いたので、還元率を下げても便利さを知ったユーザーは残り続けるであろう、という判断なのでしょう。
一方で、後追いでd払いや楽天Payなど競合も出てきているので、競争関係が続くことを考えると当面はさらに還元率を下げることはないような気はしますが、PayPay STEPなどのように還元の条件が厳しくなるということはあるかもしれませんね。

PayPayクーポンが使える意外なお店がいっぱい!

※出典:PayPayクーポン紹介ページ

PayPayで使えるPayPayクーポンって知っていますか?
近くのあのお店でPayPayで支払うだけで、割引(PayPayボーナス還元)が受けられるんです!

大体5%〜10%還元をしているところが多いですね。

ソフトバンクユーザーなら、さらにお得なスーパーPayPayクーポンもあるので要チェックです

PayPay STEPで還元率アップ!

PayPayやヤフーのサービスをたくさん使うと、PayPayの還元率が最大で1.0%アップするんです。
他にもヤフーショッピングの還元率がアップするなどの特典もあります。

普段使っていないサービスを使う必要があったりと達成するのが難しい条件もありますが、
PayPayを毎日のように使っている
ヤフーショッピングをたくさん使う
といったユーザーであれば、十分に元が取れるプログラムだと思います。

PayPay STEPの詳細については別の記事で解説予定です。

PayPayの還元率アップの条件が下記です。

経営企画目線でのあれやこれや

楽天が楽天SPUで成功している事例を真似たものでしょう。
自社及びグループ内のサービスをたくさん使ってもらうことで売上を増やし、その一部をユーザーに還元するという循環を作ることで、グループ内でのシナジー(相乗効果)を目指したプログラムです。
届きそうで届かない、でもあとちょっと頑張れば達成できる、というプログラムに仕上がっているという印象で、うまくシナジーが作れるプログラムだと思います。

 

 

ネットでのお買い物はYahoo!ショッピング一択!

「コンビニやスーパーではPayPay、ネットでのお買い物は楽天市場」という使い方をしていませんか?

PayPayユーザーなら、ヤフーショッピングでのお買い物が断然お得です。
ヤフーショッピングならPayPayで決済するだけで1.5%、PayPay STEPや日曜日などの条件を達成すると最大15%以上もPayPayボーナスが還元されます。

ヤフーショッピングでPayPayユーザーがお得なのは主に「毎週日曜日」と「5のつく日」。
日曜日が毎月約4回、5のつく日が毎月3回(5日/15日/25日)なので、毎月約7日間お得にお買い物できる日があります。
(これに加えて、ゾロ目の日や突発的に開催される還元アップのキャンペーンが行われます)

※ソフトバンクユーザーは条件が異なるため、以下の記事をご覧ください。

毎週日曜日はPayPay残高での決済でPayPayボーナスが+5%
PayPay残高で決済するだけでなら、日曜日はお買い物した金額の5%分のPayPayボーナスが追加で還元されます。(ソフトバンクユーザーの場合は10%分の還元)

ですが最大還元額は1,000円。つまり20,000円を超えた分のお買い物にはPayPayボーナスがつかないので、日曜日のお買い物は20,000円以内に収めるとお得を最大受け取ることができます。

5のつく日はPayPayボーナスが+4%
5のつく日(5日/15日/25日)はお買い物した金額の4%分のPayPayボーナスが追加で還元されます。
最大還元額は5,000円。つまり10万円程度お買い物をしても還元を最大限受けることができます。
(最大還元額5,000円 ÷ 還元率4% = 還元が受けられる最大のお買い物金額125,000円)

上記を総合すると、以下を心がけると最大限のお得を受けることができます。

  1. 基本、欲しいものは毎週日曜日に購入。しっかりと5%の還元を受けるため、1日のお買い物を2万円以内に抑える。
  2. 1日あたり2万円以上が必要な場合は、25,000円以内のお買い物なら日曜日、25,000円を超えるお買い物なら5のつく日に購入

しかしとにかくややこしいので、1日のお買い物金額別にいつ買うのがお得なのかを以下の表にまとめました。
この表を見て、ぜひヤフーショッピングでのお得を最大限活用してもらえれば幸いです。

<1日のお買い物金額>日曜日+5%5のつく日(+4%)
〜20,000円〜1,000円相当
(5%
還元)
〜400円相当
(4%
還元)
20,000〜25,000円1,000円相当
(実質4〜5%
還元)
400〜1,000円相当
(4%
還元)
25,000〜125,000円1,000円相当
(実質0.8〜4%還元)
1,000〜5,000円相当
(4%
還元)
125,000円〜1,000円相当
(実質〜0.8%還元)
+5,000円相当
(実質〜4%還元)
1日のお買い物金額別のPayPayボーナス還元額比較(青字がお得な方)
経営企画目線でのあれやこれや

ヤフーショッピングでの還元が桁違いに太っ腹です。ソフトバンクユーザーなら日曜日は最大20%以上の還元。
ヤフーの親会社であるZホールディングスが公開している業績概況(出典)によると "「Yahoo!ショッピング」および「PayPayモール」取扱高に対する広告売上の割合は通期で5%超" とのことなので、ストア負担のポイント原資などをあわせてもヤフーの売上は取扱高の7〜8%程度なのかなと予想しています。
日曜日や5のつく日以外の還元が少ない日の取扱高もあるとはいえ、この売上のほとんどを還元しているのではないでしょうか。
そんなに還元しているのは、Amazonや楽天という巨大ECプレイヤーに追いつくためなのでしょう。
「EC + ポイント経済圏 + スマホキャリア + QRコード決済」という楽天 対 ヤフー/ソフトバンク/PayPay連合の戦いがどうなるのか、目が離せませんね。

もらったPayPayボーナスは運用で増やせるかも!?

もらったPayPayボーナス、そのまま何も気にせず使っていませんか?
放っておくだけで増えるかもしれないと聞いてどう思いますか?

下記は、私が2020年5月から運用を開始した結果です。

累計追加額:72,237円
運用評価額:88,793円
運用損益 :+16,556円(+23%)
※2021年12月27日時点

追加しているPayPayボーナス以上に、運用評価額がぐんぐん増えているのがわかりますか??
株式市場の都合で一時は追加額を下回ることがありましたが、今では評価額として16,000円以上も増やせているんです!

灰色:累計追加額、青色:運用評価額 ※2021年12月27日時点

始め方はとってもカンタン。
PayPayアプリを開いて、メニューの「ボーナス運用」をタップするだけです。

ちなみに私個人のおすすめは「自動追加」の「チャレンジコース」です。
資産運用においては、「まだ下がるかも」「もっと上がるかも」という感情を取り除いた方が良いと言われています。
「自動追加」とすることで、PayPayボーナスが戻ってきたら自動的に運用に回るので、感情が入るスキがありません。

※上記はあくまでも私自身の過去の実績です。
 今後の運用で利益が出るか損失が出るかは、株式市場の状況により変動します。
 運用を開始するかどうかは、皆さまのご判断でお願いいたします。

経営企画目線でのあれやこれや

PayPayボーナス運用は、PayPay証券というソフトバンクのグループのスマホ証券会社が運用しているようです。
タダでもらったPayPayボーナスを運用に回してもらうことで資産運用を体験してもらい、PayPay証券での実際の投資につなげてもらうという思惑なのだと思います。
(楽天証券やSBI証券も似たようなポイント運用サービスを提供していますね)

なお、2021/12/24に、PayPayボーナス運用に追加するのに最大1%の手数料を取ることが発表されました。
リリース → https://www.paypay-sec.co.jp/notice/20211224_1.html
今までは手数料は無料でしたが、ユーザー数が500万人を突破して運用額が大きくなり、PayPay証券が運用にかかっているコストをこれ以上負担できないということなのでしょう。
PayPayボーナスをコツコツ運用に回していく上ではそこまで大きな金額にはならないので、個人的にはひとまず静観しておきます。



以上、PayPayをお得に使うテクニックでした。

ここでご紹介した裏技をどんどん活用して、皆でめいいっぱいPayPayのお得を受けましょう!


以上、がありっくでした。